伊勢形紙 松井喜深子
◆伊勢形紙とは
伊勢形紙の歴史は古くその発祥については種々の説があります。室町時代狩野吉信が、職人尽絵に使う染め職人を描いている事から、室町時代末期には、形紙が存在していたことがわかります。
江戸時代に入り、裃小紋柄が庶民のものとなり、図柄技法において発展し、さらに紀州藩の保護を得て、飛躍的な発展を遂げました。
伊勢形紙は、着物の柄や文様を染めるのに用いる形紙のことで、和紙を柿渋で加工した形紙に、彫刻刀で着物の文様や、図柄を丹念に彫りぬいたものです。
代表的な作品
型紙作品 (催事時)
年賀状等向け、干支等を彫り込んだ小型紙
各種てぬぐい・ガーゼハンカチ
オーダーメイド 不可
修理 不可
氏名
松井 喜深子(まつい きみこ)
経歴
昭和39年 葛飾区立石に生れ
昭和58年 都立高校卒業後 3年間 早川図案社にて浴衣、手拭い等の図案を習う。
後、父のもとで形紙の修行を始め現在に至る。
連絡先
工房 松井形紙店
電話 03-3693-1755 FAX 03-3693-4296
住所 〒124-0012 葛飾区立石3-27-3
認定・役職
葛飾区伝統工芸士
東京都・東京都中小企業振興公社「東京手仕事」認定
教室の実施
無
工房の見学
不否
動画紹介